◇マルカ林業は和歌山県有田郡有田川町の清水という地域ににあります。有田川町は和歌山県の中北部にあって東西に長い形をしており、平成18年1月に吉備町・金屋町・清水町の3町が合併して誕生しました。総面積は351.8k㎡で、町の中央部を高野山を源とする有田川が貫流しています。

◇旧清水町は有田川町の東部、有田川の上流域で、紀伊半島中央部に位置し奈良県吉野郡野迫川村に接する山間部の町です。古く有田川沿いに高野有田街道が開かれたことを始まりとして、高野山から熊野へと通じる山岳遍路の拠点として栄えてきました。

◇かつては紀伊和紙の生産や棕櫚(シュロ)の栽培、養蚕が盛んな地域でしたが近年では過疎化が進行しいずれも衰退してしまいました。近年では大きな実を付ける「ぶどう山椒」の栽培が盛んで全国一位の生産量を誇っています。

◇山間部の豊富な森林資源をもとに、昭和30年代には町内で1000人を越える人々が林業に携わっており、林業は町の一大産業として栄えました。そのため現在では町域の90%を覆う森林のうち8割以上を人工林が占めるに至っています。

しかし紀伊半島の急峻な地形や消費地までの距離が遠いことなど不利な条件もあって近年の林業不況の影響を大きく受けてしまい、林業就業者も最盛期の10分の1以下となっています。