窯の建築予定地です。山の斜面を、窯の形に掘り込みました。 窯の床を固めたら全面にコンクリートで擁壁を作りました。 瓦を積上げて窯の壁を作っていきます。窯の奥には煙道を設けます。 だいぶ積み上がってきました。左手前に見えるのは煙道から立ち上がった煙突です。 瓦を積み終えました。窯口の上部では耐火レンガを拝ませて上からの重さを支えています。 窯の内部を、セメントを混ぜた赤土で塗り固めました。 床もきれいに塗ってつるつるにしました。 天井となる土を載せるための支えとなる”シゴ”を組みます。 大まかに丸太を組んだ上から細い枝を並べて、天井の形を作りました。 その上からワラを敷き詰めて・・・ セメントを混ぜた赤土を載せたら、ヘラで叩いて締め固めました。 窯口の上部を閉じたら口火を焚いて窯の温度を上げ、天井を乾かしながらシゴを焼き落としました。 シゴが焼け落ちたら、備長炭窯のできあがりです。