切り株
まったく今更ですが、さいきん特に意識して、丁寧に伐採をするようにしています。
真っ直ぐ立った木をただ倒すだけだったら、ざーっと適当に切っても、9割以上の木はそれなりに倒れるのでそんなに難しい作業ではないのです。
・・・んなこたぁない。
うまく倒れなかった残りの1割が文字通りの命取りになりかねないわけで、その1割を5%に、1%に、それ以下まで減らすのは簡単ではなく、それなりの技術が必要なんだと思います。
そのためには正確な作業がいつでもあたりまえにできるように、まずは教科書通りの切り方を完璧に再現することを、最近特に意識しています。。
切り口を水平に、適切な深さと角度、高さで、ちょうつがいとなるツルは平行に・・・1本1本練習のつもりで丁寧に。
教科書の絵で見ると簡単なことですが、いざ正確に再現するとなるとなかなか難しいもので、どうしても出来にばらつきが出ます。こうして気にするようになると、これまでのいい加減さを身にしみて感じます。
思ったより深く切り込みすぎた、思ったよりもツルが残っていなかった、思ったよりも斜めになっていた・・・
思っていたのと実際に切ったのとの差をできるだけなくすように、そしてそれがいつでもスムーズにできるように・・・まだまだ修行が足らんなあ。
で、最後の1本、細い木に油断するとこういうこともしてしまうので、技術面だけでなく精神的にも修行が足りていません。お恥ずかしい。