安全研修

県農林大学校林業研修部で行われた労働安全研修に行ってきました。

そのなかで林業技能検定の実技試験のための研修が行われたのですが、今回は研修生ではなくて見学者として、ちょっとお邪魔してきました。

安全な伐倒のためには、防護装備を確実に身につけること、安全確認を間違いなく行うこと、チェンソーを正確に操作できることが必須です。

技能検定ではそれぞれについて非常に細かい点まで規定されていて、少しでも怠ったり誤ったりするととたんに減点されてしまいます。今回はそのなかで注意すべき重要な点やちょとしたコツなどの指導が行われました。

チェンソー本体に備えられた印(ガンマーク)を通して倒す方向を定めます。そして受け口・追い口を丁寧に切ります。

完成した切り口にさまざまな測定器機を当てて、狙った数値とのズレを測ります。

うまくできたところや失敗しているところが数字で明らかになります。


近年の林業教育ではこのように技術を体系的に説明して丁寧に指導する方法が多くなってきました。自分の能力が見える化されて何が足りていないかがよくわかると、効率よく技能向上できそうです。

私も後輩や新人に指導するべき立場になってきたのですが、自分自身がこのような教育を受けたことがないので教えるのも難しいです。今後もこのような講習には積極的に参加して(見学だけでなく・・・)自分の技能と指導力を高めていきたいと、思った次第です。。。