中尾谷・南谷山林はマルカ林業の木材生産の中心となっている山林です。有田川町南端に位置し、標高250mの谷筋から1000mを越える分水嶺まで至る、区域面積およそ1000haの大団地です。

ここは面積の90%以上が人工林で、その多くを60年生以上のスギ・ヒノキ林分が占めます。急傾斜地が多い地形ですが、谷筋に林道城ヶ森線、尾根筋には林道白馬線が通っておりこれらを利用した架線集材によって木材生産を行っています。


中尾谷・南谷山林では主に架線集材による皆伐施業を行っています。

皆伐施業において、伐採した木は主にワイヤロープの架線を利用して作業土場まで引き上げます(集材)。

集材された木は、枝を切り払ってから既定の長さに切って丸太にします。この作業を造材といいます。

その際、幹の曲がった部分やキズ・腐りの入った部分は取り除き、可能な限り真っ直ぐで欠点のない丸太がとれるように造材します。伐りだした木を高い値段で売るための一手間で、ここが造材手の腕の見せ所です。

  原木丸太は、林道端の土場で長さ・径級・品等ごとに仕分け、それぞれの送り先へと出荷されます。
 
 また中尾谷山林では既存の林道からの支線として林業専用道を開設しています。新設した林業専用道を起点としてさらに森林作業道を開設したり、あるいは架線集材を行うなど、林業専用道を活用して沿線の森林資源が利用可能になりました。

林業専用道によってこれまで手つかずだった山林の伐採利用が可能になっただけではなく、車道があることで伐採後の更新やその後の手入れ・日常の巡視・管理にもおおいに役立ちます。